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出口春菜 銅版画展 またたき

出口さんの2回目の銅版画展開催しております。今回のタイトルは「またたき」

今回は同じ板から色を変えてプリントしているものがあります。
背景の色1つで随分と印象が異なるものです。

そしてポストカードなども並んでおります。

出口春菜

出口さんの作品は出会いより随分と長い間拝見しておりますが、前回本の挿絵に採用されたりと活動の幅がグッと広がったように思います。それに合わせて取り入れてもらいやすいポストカードなども作られたのかな。

彼女の作品は銅版とパッと見ただけでわからない作り方の不思議さを感じること、一度見ると結構強い印象を与えるものだから人の目に触れる機会が増えてくれるといいな。


そっと 響く

この作品は両手で花を掬う 降ってくる花を両手で掬うと2つ見方をすぐ思うでしょう。そしてこの作品には顔など描かれておらず、作品の中の手が誰のものなのか、自分を投影したのか、それとも第三者による気づきなのか、色々と意味を考えたくなります。
ここまで書いておきながら、花が向こうからすごい速度でこちらに向かってきて手と手の隙間からその一部が入って来たとか全く違う風にも見えるなととも。

出口さんの作品は多義的な意味合いをかなり持たせているにも関わらず、それがサラッと重たくないのは優しいタッチをした描き方にあるのだと思います。彼女が時々垣間見せるちょっと毒っ気のある作品もそれ故にその毒を見落としてしまうのでしょう。


その優しいタッチは日本人でないと描けないとても繊細なものです。
これからどんな深化をしていくのか楽しみな作家です。
土曜日はもう一度出口さんがいらっしゃいます。


2019年02月20日 | Posted in Blog, お知らせComments Closed 

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