田中潤展 土曜日から

鎌田奈穂さんから案内をいただき訪れた楳心果(ばいしんか)
楳心果はSIMPLICITYの緒方慎一郎さんが経営されている和菓子の店です。
sゝゝ(えす)とかのデザインでも知られた人です。
表参道のHIGASHIYAさんも同じ系列の和菓子屋です。
最近ではcasaの朝食特集にも取り上げられていましたね。

入口の門扉の鉄加工が印象的な結構デザインに圧倒されるいい空間。
和菓子屋だけに和のテイストを残しつつ強い空間になっていました。
たとえは悪いですが、クロムハーツのお店のようでした。

そこで目にした鉄花器に惹かれました。それが田中さんの作品でした。
鉄の強さを感じさせながらそぎ落とし繊細なエッジの効いた美意識。
お店のスタッフに伺うと門扉も田中さんが作られたとか。
大きな作品はスケールを活かしながらでもわびさびを感じる海外の作家とは違う世界観
小さな作品はミニマムな中に作家性を隠しつつ覗かせつつひいた感じのわびさび。
そんなようなものを強く感じました。

鉄って柔らかいとモリソンさんの作品を通じて思ってはいたのですが、
日本人だからできる「鉄の世界観」あるんでしょうね。
思い返せば日本刀などの刀鍛冶、道具としてだけでなくそこに美意識を込めて
刃の反りにこだわりを見せたり、鍔や鞘などでも所有する人のこだわりを感じさせたりと
たぶん私たち日本人のDNAに何か刻まれているんでしょうね。

田中さんが作り出す繊細で美しい金属の世界。
土曜日から開催です。

 

田中潤 花掛け

田中潤 花掛け


2014年10月02日 | Posted in Blog | タグ: Comments Closed 

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