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田村文宏展ありがとうございました。

田村文宏さんの作品は、器に関心が出てきた方から、

かなりの器好きな方まで幅広くお勧めできます。

灰釉の黄褐色の器は、土味の良さと何を盛ってもしっかりと受け止めてくれる安心感が。

黒の釉薬ものは服でもそうですが、黒の持つ深みで主役たる料理をしっかりと支えて

黒子に徹してくれます。

 

こういう器を最初から集め出すと器の魅力にとっぷりと浸かることになるので

大変危険な器とも言えます。

 

また、一般家庭でのご使用はもとより、日本料理などの飲食店でのご使用もオススメできます。

主人のセンスをそこはかなく感じさせてくれ、でも主張し過ぎない器たち。比較的頑丈な部類なので

ちょっとの欠けくらいならそのままで時間が過ぎればいい味になります。

 

そんな器たちなので、東京を中心に全国の名だたるお店様から個展の依頼や

お取り扱いの引き合いが絶えません。

 

この地域の方には馴染みないのかもしれませんが、全国からすれば有名作家。

実力もネームバリューもある素晴らしい作家。

高いレベルのあるこれまでの作品スタイルを踏襲して作り続けてもいいものなのに、

そうはしないのが彼の真摯な姿勢。高みを目指し日々研鑽されています。

 

そんな彼が、今回間に合わなかったけど、薪窯を再度作り直しより理想を求めて

新たな一歩を踏み出した今回の展示。店主は今回の作品を写真で拝見しているだけでも

次はどうなるのか、薪の作品が気になったりとワクワクしてきました。

 

次回の展示の時は今回以上に素晴らしい作品が並ぶことでしょう。

地元作家だからというわけではないですが、もっともっと多くの方に手にして欲しいと思います。

こうした器を通して得るものの大きさは計り知れないと思うからです。

その人の人生観すら変えてしまうかもしれません。

 

じわじわとでも、この地域で広がっていくために店は何ができるのか、しっかりと

考えていきたいと思います。

大変寒い日のあった会期でしたがありがとうございました。


2017年02月20日 | Posted in Blog, お知らせComments Closed 

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