お知らせ, 個展の案内

陶片

山本亮平染付菊文筒向付

 

染付菊文筒向付

 

こちらは山本さんが見つけた陶片から復元したものがスタートです。

昔、何に使っていたのか今一つわからないというあまり見ないサイズ。

 

 

 

有田を歩いていると結構な確率で陶片を拾います。私も拾いましたが今の染付の青とは発色が当然ながらちがっていました。こちらの作品は絵付けも拾った陶片のままのようです。

今は夜になると照明をつけてという生活ですが、江戸期は行燈でしょうから夜になればかなりの暗明かりでの食事。
だからこれだけのはっきりした絵付けなのか、知識の浅い店主にはわからない世界です。

でもここにはデザインや美意識というものをはっきりと感じます。こうした食器って店主の幼いころにはまだあったように思います。江戸期にあったデザインが昭和までしっかりと息づいていたのに、ここ数十年で一気に忘れ去られたのはなぜなのか?生活の西洋化ももちろんありますが、私たち日本人が「美意識」を意識してこなかったのではないでしょうか。

山本さんの器を見ていると、しきりに何か問われているように思うのはそのためなのかもしれません。
会期中にもう少し考えてみます。

 


2015年05月27日 | Posted in お知らせ, 個展の案内Comments Closed 

関連記事