須田二郎展 ありがとうございました

2回目の展示となった須田さん。
刃物を研ぐ砥石の排水をバケツに受けられるように加工されたり、液体のコンパウンドを研ぐためにご持参頂きと随所随所に改良された製作実演のためのさまざまな機材。
ここまでやっていただけて感謝ですという言葉しかありません。

作家の工房へ行く経験ってほとんどのお客様にはないことだと思います。
製作実演は工房がお店に出張してくるという希少な機会。
出来上がったモノがどういう行程を経ているのかはお店の方からの説明で少し知るくらいかと思いますがそれが目の前で見られることですから。

ただこれをやろうと思うとかなり大変なことです。
須田さんには本当に頭が下がる思いです。

昨今、様々なものが「最終形」というカタチでしか見ることがなく、途中の行程などがすっ飛ぶことばかりですが木の器 という最終形が辿ってきた逆の行程も見て欲しいという須田さんの想いを器を眺めるときにでも思い起こしてほしいですね。

須田さんの魅力はカフェのスタッフが言っていた「作為がない美しい器」という表現と作品には人が出るということだと思います。
木が自然に撓むことに抗うことなく必要以上の手を加えない作品から今日も元気に行きましょう 感謝です というよく須田さんが仰っている言葉が器から語り掛けてくれそうです。

製作実演に惹きこまれて頭から木くずをかぶりながらも「かぶりつき」でご覧いただいたH様はじめ、木材を提供下さったT様、須田さん、お客様ありがとうございました。


2014年10月27日 | Posted in Blog | タグ: Comments Closed 

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