出産前に赤ちゃんの為の部屋は準備しておくべき
赤ちゃんを無視した部屋作りは、大人が思っている以上に危険な状況を作り出してしまいます。出産後にゆっくり準備するというのはおすすめできません。
出産後はお母さんもお父さんも初めての育児でバタバタしたり、赤ちゃん自身への意識が強くなってしまうため、部屋の片付けまで気が回らなかったり、体力的に対応していったりするのが難しいことも多いです。
遅くてもハイハイしたり、歩いたりしていけるように赤ちゃんがなる前に部屋の中や家の中のリスクは減らしておくのが良いでしょう。
一番余裕がある出産前に赤ちゃんのために部屋の中や家の中の危険な箇所や家具を排除しておくことが重要。
例えば、
- 部屋の中の家具の角を丸く加工できる製品を利用
- 使わない不用品は処分
したりして、部屋の中や家の中の安全を出産前に確保しておくようにしましょう。
私の経験で恐縮なのですが、一人めの子どもの出産が近づいていたときに、職場の方や親戚など、ママやパパの先輩たちから出産前にしっかり家の中の安全を確保しておいた方がいいよと言われ、半信半疑でしたが、出産前にしっかりと家の中の安全を確保して正解でした。
出産後はもう初めての赤ちゃんにてんてこまいな日々でしたし、仕事と赤ちゃんの世話、妻に代わって家事などもこなすことが多くなったので、絶対出産後に準備なんて無理だなと思ってしまったのも思い出です。
今回、二人めの子どもの妊娠が分かりまして、一人めのときの経験を活かして、赤ちゃんにとって安全安心な部屋作りをしていこうと強く思っています。
再通知になりますが、赤ちゃんを家に迎える前に、安全に子育てできるように家の中のリスクや不用品は除去しておくようにしましょう。
安全性を考慮した部屋作りが重要
安全性を考慮した部屋作りのためには、どのようなことが重要なのでしょうか。
安全性を考慮した部屋作りのためには、以下のポイントを取り入れていくと良いでしょう。
- 周囲に細かい物は置かない
- 落下や破損する恐れがある危険な物は移動させる
- 家具はすべて転倒しないように固定する
- 角が鋭利な家具は買い換えるか処分する
上記のポイントについて詳しくご紹介していきます。
周囲に細かい物は置かない
赤ちゃんがいる時間が長い場所の周りには、細かい物をおくのは絶対にやめましょう。赤ちゃんが間違って飲み込んでしまったら大変なことになります。
口の中だけでなく、目や耳の中に部屋や家の中に落ちている細かな物をいれてしまうという事故もゼロではありません。
落下や破損する恐れがある危険な物は移動させる
落下や破損する恐れのあるものは部屋の中や家の中から移動させておくようにしてください。いきなり倒れてきて赤ちゃんに当たってしまったり、下敷きになってしまったりしたら大怪我につながってしまいます。
特に、地震などの災害時には落下してきたものや破損したもので思わぬ大怪我や命を失ってしまうという最悪の事態さえも想定されるでしょう。
家具はすべて転倒しないように固定する
家具はすべて転倒しないようにネジで壁に固定したり、つっぱり棒などで固定したりするようにしましょう。
大人にとっては倒れてきてもたいしたことのない家具でも、赤ちゃんにとってはとても危険な場合も多いです。
角が鋭利な家具は買い換えるか処分する
角が鋭利な家具は赤ちゃんが産まれてくる前に買い替えたり処分したりしておきましょう。
うちの子の場合なのですが、なぜかよく家具の角に頭をぶつけたり、体をぶつけたりしてしまいました。
角が鋭利な場合ですと、角にぶつかるだけで怪我したり、失明してしまったりすることもあるので、注意しすぎてもしすぎることはありません。
赤ちゃんに配慮した家具なども売られていますので、この際に買い替えを検討してもよいのではないでしょうか。
角が鋭利な不要な家具が多く家にある場合には、一度に多くの不用品を回収してもらえる不用品業者に依頼するのが効率的です。
部屋全体の物を減らして見通しがいい部屋を作ること
部屋全体の物を減らして見通しがいい部屋を作ることも、赤ちゃんを安全に迎えるための部屋作りに重要なポイントです。
私自身、赤ちゃんが夜泣きして夜中に起きないといけないときに、赤ちゃんをなだめるためのグッズやおしめなど、どこにあるのかすぐに見つからず、焦ったことがありました。
赤ちゃんのためのグッズが部屋のどこにあるのかすぐに見つけられるように、余計な物を部屋の中から無くして見通しをよくしておくと、素早く赤ちゃんの夜泣きに対応可能です。
また、赤ちゃんはハイハイを覚えると、大人が思っている以上に素早く移動してしまいます。
赤ちゃんがどこに移動したのかをすぐ把握できるように、部屋の中や家の中に死角ができないようなものの配置を考えておきましょう。