照明器具は大きさによってゴミの区分が変わる
照明器具と一口に言っても備え付けのものから卓上のものまで幅広くあります。照明器具の種類も増えているため、今捨てたい照明器具がどのゴミの分別になるのか悩んでしまう方も多いでしょう。
照明器具は自治体によって不燃ゴミ、または粗大ゴミとして処分していくというのが一般的です。
私が住んでいる愛知県名古屋市では、30cm角以上の照明器具は粗大ゴミ、30cm角未満の照明器具は不燃ゴミとして処分することができます。粗大ゴミの場合、粗大ゴミ手数料として250円徴収されます。
最近どのお宅でも増えているシーリングライトは30cm角以上になるものも多いので、粗大ゴミとして出すことが多いでしょう。
照明器具の処分方法
照明器具を処分していく方法は以下の2つの方法が一般的な処分方法です。
- 不燃ゴミとして処分する場合
- 粗大ゴミとして処分する場合
上記の方法で照明器具を処分していくという知識はある方も多いですが、どのような流れで処分していけば良いのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
照明器具を不燃ゴミとして処分する場合や粗大ゴミとして処分する場合の流れについて詳しくご紹介していきましょう。
不燃ゴミとして処分する場合
照明器具を不燃ゴミとして処分していく場合の流れは以下の通りです。
- 照明器具は新聞紙などで包み、割れてもゴミ袋から破片が飛び出さないようにする
- 自治体のホームページなどで確認し、所定のサイズ以下になっているか確認
- 自治体指定の条件をクリアしていたら、自治体指定のゴミ袋に入れて不燃ゴミの日に捨てる
粗大ゴミとして処分する場合
照明器具を粗大ゴミ処分する場合は以下の手順で行います。
- 自治体指定の粗大ゴミ受付センターに連絡
- 取りに来てもらう日時を確定
- 粗大ゴミ手数料をお近くの郵便局などで払い、粗大ゴミに貼り付けるシールをもらう
- 粗大ゴミとして出す照明にシールを貼る
- 指定された日に指定された場所に置いておくこと
照明器具を処分する際の注意点
照明器具をそのまま何も事前処置をせずに処分することはやめましょう。どのような事前準備をしておけば良いのかは以下の通り。
- 電球や蛍光灯を取り外しておく
- 割れて怪我をしそうなものは新聞紙で包むなどして破片がゴミ袋などから飛び出ないようにする
- 分解できるパーツは分解しておく
- 危険性のある事項について明記して捨てるようにする
上記のそれぞれの準備について詳しくご説明していきます。
電球や蛍光灯を取り外しておく
割れた電球や蛍光灯の破片は鋭利です。照明器具を運ぶ際に、その破片をつかんでしまったら、大怪我につながってしまうこともあります。
ですので、照明器具から電球や蛍光灯を外しておくことで危険度を下げましょう。
割れて怪我をしそうなものは新聞紙で包むなどして破片がゴミ袋などから飛び出ないようにする
電球や蛍光灯だけでなく、照明器具自身も割れる可能性がある材質の場合もあります。
ですので、割れて怪我をしそうなものは新聞紙で包むなどの対策をして破片がゴミ袋から飛び出さないように対策をしておくことで、怪我のリスクを減らせるでしょう。
分解できるパーツは分解しておく
工具などを使って分解する必要はあまりありませんが、簡単に取り外せる場合には分解してパーツを取り外すことで、よりコンパクトに処分することができます。
大きいままですと処分する際も一苦労ですので、よりコンパクトにしておくことで楽に処分していきましょう。
危険性のある事項について明記して捨てるようにする
ガラス製だったり陶器製だったり、材質そのものが怪我の危険性のある照明器具もまだまだあります。
LED照明には水銀は入っていませんが、蛍光灯内には水銀が含まれているものもありますので、水銀が含まれているということを明示しておくことで、回収してくれる方もより慎重に作業できるでしょう。
上記のような危険性が照明器具にはあるため、割れ物を包んだ新聞紙やゴミ袋に、どのような危険性があるのかをしっかりとマジックなどで書いておくことで、自分だけでなく回収してくれる方の安全確保にもつながります。
照明器具の分別が面倒なら不用品回収業者へ依頼する
処分したい照明器具が多い場合、1つ1つ粗大ゴミなのか不燃ゴミなのかを分ける作業は非常に面倒です。
また粗大ゴミで出す場合、個数分の粗大ゴミ手数料を払わないといけないだけでなく、支払い済みを証明するシールも貼らないといけないためかなりの手間がかかります。
手間や処分時の危険性を減らして照明器具を処分していく方法として、不用品回収業者に回収を依頼するという方法があります。
不用品回収業者を利用することで、
- 照明器具以外の不用品も同時に回収してもらえる
- こちらの都合の良い日時に取りにきてくれる
など、費用はかかってしまいますが、費用以上のメリットがあります。照明器具を手放す方法として不用品回収業者の利用を検討しても良いでしょう。