ケーブルが使えなくなって、どのように処分したら良いか分からず、気づいたら床に放置したままという方は少なくないのではないでしょうか。
家庭にあるケーブルには以下のようなものがあります。
- LANケーブル
- 携帯ゲームやスマホの充電用USBケーブル
- 家庭用ゲーム機のケーブル
- パソコンや周辺機器のケーブル
上記のようなケーブルの処分方法について今回はご紹介していきます。
ケーブルは不燃ゴミとして出すのが一般的
燃えそうな素材でケーブルが作られているように見えますが、燃やすことで有害物質が発生する可能性もありますので、そういった危険を回避するためにも不燃ゴミとしてケーブル類は処分していきます。
ですが、例外もあるので、気をつけなければなりません!
例えば、長くて太くて硬いケーブルは粗大ゴミとして分類されることもあるので注意しましょう。
場合によっては、ケーブル内には貴重な資源である銅が含まれているものもありますので、そういったケーブルは資源ゴミとして分類されることもあるという知識も持っておきましょう。
ちなみに、私が住んでいる愛知県名古屋市では、小型家電回収ボックスにてケーブルを回収していますので、投函することで的確に処分することができます。
小型家電回収ボックスで無料回収している場合もある
小型家電回収ボックスにて無料でケーブル類を回収している自治体もあります。
ただし自治体によっては、ケーブル類なんでも回収ボックスに投函オッケーではなく、指定の小型家電に付属しているケーブル類のみという場合もありますので、こちらも確認してから処分していくようにしましょう。
未使用のケーブルは買取に出して処分する
未使用のケーブルは各種買取に出して処分することも可能です。
主に、ケーブル類が断線してしまって交換したいけれどもどうしたらいいか悩んでいる方に、未使用のケーブルのニーズがあります。
思わぬケーブルが高値がついて買い取ってもらえたということもありますので、お近くのパソコンショップやリサイクルショップなどで買い取ってもらえないかどうか確認してみると良いでしょう。
使用済みのケーブルについてはケーブルの寿命や断線の危険性もあるため、買い取ってもらえないことがありますので、使用してしまっているケーブルについては買取ではない方法で処分してください。
なかには、フリマサイトやオークションサイトなどに未使用のケーブルを出品する方もいます。様々な交換用のケーブルを探している人がいますので、そういった方に落札してもらうことが多いようです。
ですが、ケーブルの状態など詳細を書いてから出品しないとトラブルのもとにもなりますので、ケーブルの詳細をしっかりと文章や写真で掲載していきましょう。
企業で使用していたケーブルは産業廃棄物として処分
企業で使用しているケーブルとなりますと、家庭では使わないような専門的なケーブルもあり、そういったケーブルの中には燃えるゴミとして処分すると有害物質が発生してしまったり、貴重な資源である銅が含まれたりしていますので、的確に処分していかなければなりません。
ですので、会社や工場を経営している方は産業廃棄物としてケーブルを処分しましょう。
産業廃棄物で処分しない場合、罰せられてしまう可能性もあります。
私はカフェを経営しているのですが、昔経理で使っていたパソコンのケーブルを処分したり、業者への請求書や領収書を発行する際に使っていた古いプリンタのケーブルを処分したりするのにどのようにしたら良いか悩んだことがありました。
家庭ゴミとして処分するよりも産業廃棄物として処分する方が間違いはないだろうと思い、産業廃棄物としてケーブル類を処分していったのを覚えています。
多少費用はかかってしまいますが、より確実にかつ合法的にケーブルを処分していく方が良いです。
不用品回収業者などでもケーブル類の回収を行なっているところもありますので、悩んでしまった方は不用品回収業者に回収を依頼するのも良い方法なのではないでしょうか。