家庭用プリンターは粗大ゴミとして捨てることができる
プリンターはパソコンとは違い、リサイクル法の対象製品ではありません。ですので、プリンタ本体は粗大ゴミとして処分できる自治体が多いです。
ちなみに私が住んでいる愛知県名古屋市ではプリンターは、30cm角以上のものは粗大ゴミ、30cm角以下のものは不燃ゴミとして回収されています。
ちなみに、プリンター内のインクやトナーカートリッジはプリンターと一緒に処分できないので、処分する際にはインクやトナーカートリッジは外して、家電量販店の回収ボックスにいれて処分するようにしてください。
“捨てる”以外で家庭用プリンターを処分する方法
家庭用のプリンターを処分していく方法には、ただ捨てる以外にも以下の2つの方法で処分していくことが可能です。
- 家電量販店で下取りに出す
- 不用品回収業者に回収してもらう
上記2つの捨てる以外のプリンターの処分方法について詳しくご説明していきましょう。
家電量販店で下取りに出す
まだ使えるプリンターだけど、新しいプリンターを買ったので型落ちの方を手放したいが良い方法はないかと悩んでいる方におすすめの方法が「家電量販店で下取りに出す」という方法。
新しいプリンターを購入する際に、販売店に下取りを行っているかどうか確認してみてください。
新しいプリンターを届けてくれるのと同時に古いプリンターを回収してくれるというところもありますので、ケーブルなど外して渡せるように準備しておくと良い。
不用品回収業者に回収してもらう
近くの販売店がプリンターの下取りを行っていなかったり、回収しにきてくれる日にちがこちらの予定と合わなかったりするということもあるでしょう。
そうした場合には、こちらの都合の良い日にちや時間に回収してくれる不用品回収業者に回収を依頼することをおすすめします。
多少お金はかかってしまいますが、こちらの都合の良い日時に家までプリンターを回収しにきてくれるので、便利です。
プリンター以外にも回収してもらいたいものがある場合にも、不用品回収業者に回収を依頼した方が楽なこともありますので、ご検討してみてはいかがでしょうか。
業務用の大型プリンターは産業廃棄物になる
自分の会社や店舗で使っているプリンターは大きいけれども粗大ゴミでいいのか他の処分方法なのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
業務用の大型プリンターは産業廃棄物になるため、処分方法に気をつけなければなりません。業務用の大型プリンタの処分方法は以下の2つの方法をおすすめしたいです。
- 購入元のメーカーに依頼する
- 不用品回収業者に引き取り依頼する
購入元のメーカーに引き取りや処分を依頼するのも良いでしょう。
修理用にパーツを確保したい、まだ使える素材を再利用したいなど、メーカーの側にも引き取る利点があります。ですので、一度メーカーに相談してみましょう。
メーカー以外ですと、不用品回収業者に引き取り依頼するのもおすすめです。
その際、トラブルに遭わないためにも、不用品回収業者のホームページなどから「古物商許可」を取得している業者を選ぶと安心。
私がおすすめする不用品回収業者は以下の記事にてご紹介しております。全国の幅広いエリアに対応している業者もあるので、ぜひ参考にしてください。
プリンターにハードディスクが内蔵されている場合の注意点
プリンターを処分する際には、ハードディスクが内蔵されているプリンターなのかどうか、確認するようにしてください。
プリンターにハードディスクが内蔵されている場合には、以下の2点に気をつけましょう。
- 原本の取り忘れ
- 書類の重要データや個人情報が残っていないかどうか
原本の取り忘れによって、元のデータを損失しないように気をつけましょう。
ハードディスク内に重要な書類やデータ、個人情報を消さずに処分する方がいますが、危険です。
個人情報保護や機密情報保護の観点から、内蔵ハードディスク内のデータは全て消して、できれば内蔵ハードディスクを取り出して破壊しておくとより安心できます。
家庭用・業務用問わず、内蔵ハードディスク内のデータの消去や取り残しには気をつけておきましょう。